
福井愛育病院
Fukui Aiiku Hospital
「夜眠れない・朝起きられない」は、体内時計のずれが原因かもしれません。
私たちのからだには「体内時計」があり、眠る時刻と起きる時刻をコントロールしています。
この体内時計が社会の時間より大きく後ろにずれてしまうのが睡眠リズム障害(睡眠・覚醒相後退障害)です。
思春期は体質的に夜型に傾きやすいうえ、夜のスマートフォンやゲームの光がずれを助長します。
重要なのは、これが「本人の意志の弱さ」ではなく、体内時計の病気だということです。
気合いで早起きしようとしても治らないのは、時計そのものがずれているからです。
睡眠日誌(毎日の就寝・起床時刻の記録)をつけていただき、睡眠リズムのパターンを評価します。 起立性調節障害や過眠症など、似た症状の病気がかくれていないかも同時に確認します。
朝の光を浴びるタイミングの調整(光療法)、眠る時刻を段階的に整える方法、 体内時計に働きかけるお薬などを、お子さんの生活に合わせて組み合わせます。 ご家族の協力がとても大切な治療なので、ご家庭でできる工夫も具体的にお伝えします。
このページの内容は一般的な医学情報です。診断・治療は必ず医師の診察を受けてください。
監修:福井愛育病院 頭痛・睡眠障害(起床困難、過眠)専門外来